Home > H15過去問題と解答・解説 > H15-1

H15-1

    USB2.0に関する記述として、適切なものはどれか。

    ア:音声や映像などの転送に適したブロードキャスト転送方式を採用している。

    イ:赤外線を使ってデータを送ることができる通信規格で、最大速度が4Mビット/秒である。

    ウ:データの転送速度は、ハイスピードモード、フルスピードモード及びロースピードモードの3種類がある。

    エ:モデムなどの周辺機器とパソコン間の接続に用い、最大速度が115.2Kビット/秒のインターフェース規格である。

    答:ウ

    ア:適切ではない。ブロードキャスト転送方式を採用しているのはIEEE1394である。

    イ:適切ではない。最大速度4Mビット/秒の赤外線通信規格はIrDAである。

    ウ:適切である。USB2.0の転送速度には、ハイスピードモード、フルスピードモード及びロースピードモードの3種類がある。

    エ:適切ではない。モデムなどの接続に使用し最大速度が115.2Kビット/秒の規格はRS-232Cである。


    USB(Universal Serial Bus)とは
    ■中低速のシリアルインターフェース規格。
    ■データ転送速度には、ロースピード・モード(1.5Mbps)とフルスピード・モード(12Mbps)がある。
    ■ハブを設ければ最大127台までの周辺機器をツリー型に接続することが可能。
    ■プラグアンドプレイやホットプラグに対応しており、バスパワーによる電源の供給が可能。
    ■データの転送方式としては、キーボードやマウスなど割り込みを必要とするものにはインタラプト転送、音声や映像など常に送り流し続ける必要のあるデータにはアイソクロナス転送、モデムなど大容量通信にはバルク転送、デバイスの認識にはコントロール転送などがあり、適宜使い分けられる。
    ■高速転送の需要を満たすことを目的としてUSB 2.0(HI-SPEED USB)が策定された。


    USB2.0(Universal Serial Bus 2.0)とは
    ■USB1.1の上位バージョンとなる高速のシリアルインターフェース規格。
    ■HI-SPEED USBとも呼ばれる。
    ■USB1.1にハイスピードモード(480Mbps)が追加されたもの。
    ■転送モードはロースピードモード(1.5Mbps)・フルスピードモード(12Mbps)・ハイスピードモード(480Mbps)の3種類。
    ■ハイスピードモード(480Mbps)では、HDD、CD-Rなどといったストレージ機器を接続しても十分なパフォーマンスを発揮することができる。
    ■USB 1.1準拠の周辺機器もUSB 2.0環境でそのまま使用することができる。
    ■USB 2.0対応ハブを利用することでUSB 1.1の機器とUSB 2.0の機器を混在させることが可能。


    IEEE1394(Institute of Electrical and Electronic Engineers 1394)とは
    ■高速のシリアルインターフェース規格。
    ■アップル社が開発し、1995年にIEEE(米国電気電子技術者協会)が「IEEE 1394」として標準化した。
    ■「P1394」、「FireWire」、「i.LINK」とも呼ばれる。
    ■IEEE1394では個々の機器をノードと呼び、最大で63ノードまでデイジーチェーン接続またはツリー接続することができる。
    ■転送速度は100Mbps、200Mbps、400Mbpsが規格化されており、それぞれS100、S200、S400と表記される。
    ■データ転送には、リアルタイムに転送する必要がある音や映像などに適したアイソクロナス転送方式を採用していることに加え、ブロードキャスト転送方式などをサポートしている。
    ■プラグアンドプレイやホットプラグに対応しており、バスパワーによる電源の供給が可能。
    ■SCSIやUSBとは異なり、ホストとなるPCを必要とせず機器同士の通信が可能。


    IrDA(Infrared Data Association)とは
    ■Infrared Data Associationという赤外線通信の規格制定団体。また同団体が定めた赤外線を利用した近距離のデータ通信の規格。
    ■赤外線を利用し、ケーブルを接続せずにデータ交換を行うことができる。
    ■通信可能距離1m、通信速度115kbpsのバージョン1.0仕様、1m・4Mbpsの1.1仕様、0.3m・115.2kbpsの1.2仕様、0.3m・4Mbpsの1.3仕様、1m・16Mbpsの1.4仕様がある。
    ■携帯電話や携帯情報端末のデータ交換に利用されることが多い。


    RS-232C(Recommended Standard 232 version C)とは
    ■中低速のシリアルインターフェース規格。
    ■1969年に米国電子工業会(EIA)によって標準化された。
    ■シリアル通信方式としては最も普及しており、ほとんどのパソコンに標準で搭載されている。
    ■ケーブルの最大長は約15mで、最高通信速度は115.2kbps。
    ■コネクタにはD-sub25ピンやD-sub9ピンのものが使われることが多い。
    ■1994年に正式名称がTIA/EIA-232-Eとなったが、現在でも一般的にRS-232Cと呼ばれている。


    プラグアンドプレイ(Plug and Play / PnP)とは
    ■OSが機器の接続を自動的に認識して最適な設定を行うこと。


    ホットプラグ(hot plug)とは
    ■パソコンや機器の電源を入れたままパーツやケーブルの抜き差しをすることができること。


    バスパワー(bus power)とは
    ■接続ケーブルに備わる電力線を通してパソコン本体から周辺機器へ電源の供給をすること。


    ユニキャスト(unicast)とは
    ■データ転送方式の一つ。ネットワーク内の特定の一台だけに対してデータを送信すること。


    マルチキャスト(multicast)とは
    ■データ転送方式の一つ。ネットワーク内の特定多数の端末に対してデータを送信すること。


    ブロードキャスト(broadcast)とは
    ■データ転送方式の一つ。ネットワーク内の不特定多数の端末に対してデータを送信すること。

Home > H15過去問題と解答・解説 > H15-1




マガジン9条(毎週水曜更新)
マガジン9条



幸せなサラリーマン生活
幸せなサラリーマン生活



Page Top