ERPパッケージを導入するときに、製品トレーニングが終了した時点から実稼動までに行う作業の手順として、適切なものはどれか。
a カスタマイズ
b 業務概要の把握
c プロトタイピング
d 要件定義
ア:b→c→d→a
イ:b→d→c→a
ウ:c→b→d→a
エ:c→d→b→a
答:イ
1.まず「業務概要の把握」を行い、ERPパッケージが業務内容に適合しているかを確認する。
2.業務内容と適合していない部分に関してカスタマイズが必要であれば、カスタマイズの「要件定義」を行う。
3.要件定義が間違いないものか確認するために「プロトタイピング」により検証を行う。
4.プロトタイピングの結果をもとに「カスタマイズ」を行う。
ERP(Enterprise Resource Planning)とは
■生産、販売、在庫、購買、物流、会計、人事など企業が蓄積する情報を統合的に管理し、企業活動の効率を最大限に高めていこうという経営手法。
■経営資源利用計画、企業資源計画、経営資源計画などと訳される。
ERPパッケージとは
■ERPを実現するためには企業の主要業務を包括する情報システムの構築が不可欠であり、この情報システムを構築するために開発された統合型パッケージソフトウェアのことをERPパッケージという。
■統合業務パッケージともいう。
■ERPパッケージを導入することにより、日常業務で発生するデータの収集・一元管理を実現することができ、各部門がそれらのデータを共有することにより、意思決定や経営判断を迅速に行うことが可能となる。
プロトタイピングとは
■開発の初期段階で試作品(プロトタイプ)を作成し、それをユーザに検証してもらいながら開発していく手法。
■ユーザがプロトタイプを検証した後、そのフィードバックに基づいて新たなプロトタイプを作成し、再度ユーザがその検証を行い、また新たなプロトタイプが作られ・・・と、プロトタイプ作成とユーザによる検証を繰り返しながら開発を進めていく。
要件定義とは
■システム化によって実現すべき機能(要件)を具体的に設定(定義)すること。
■対象業務の仕組みを分析し、ユーザの要望を調査することにより、どのようなシステムが必要とされているのかを把握する。
■この要件定義に基づいて、システムの設計、開発が行われる。


