アプリケーション開発の成果物であるジョブ、プログラム、画面、帳票、コピー句を管理するためのリポジトリ構造を次のように定義した。このリポジトリ構造を表現したE-R図の(3)に入るものはどれか。
(A)ジョブは複数のプログラムから構成される。
(B)一つの画面には一つのプログラムが対応する。
(C)一つの帳票を出力するのに、複数のプログラムを必要とする場合がある。
(D)一つのプログラムが、複数の帳票出力で使用される場合がある。
(E)一つのジョブで、複数の帳票を出力する場合がある。
(F)コピー句はプログラムの入出力定義であり、複数のプログラムで共用される。
(G)一つのプログラムで複数のコピー句を使用する場合がある。

ここで、AとBが、1対1の対応関係のときはA――B、1対多の対応関係のときはA―→B、多対多のときはA←→Bと表記する。
ア:画面
イ:コピー句
ウ:ジョブ
エ:帳票
答:ウ
>(B)一つの画面には一つのプログラムが対応する。
画面とプログラムの関係が1対1である。
これにより(1)は「ア:画面」であることがわかる。
>(C)一つの帳票を出力するのに、複数のプログラムを必要とする場合がある。
>(D)一つのプログラムが、複数の帳票出力で使用される場合がある。
帳票とプログラムの関係が多対多である。
これにより(2)、(3)、(4)のどれかが「エ:帳票」であることがわかる。
>(E)一つのジョブで、複数の帳票を出力する場合がある。
ジョブと帳票の関係が1対多である。
これにより、(3)が「ウ:ジョブ」、(4)が「エ:帳票」であることがわかる。
>(F)コピー句はプログラムの入出力定義であり、複数のプログラムで共用される。
>(G)一つのプログラムで複数のコピー句を使用する場合がある。
コピー句とプログラムの関係が多対多である。
また、コピー句はプログラム以外との関係を持っていない。
これにより、(2)が「イ:コピー句」であることがわかる。
リポジトリ(repository)とは
■ソフトウェアやシステムの開発において、ソースコードや設計、技術情報など様々な情報を格納するデータベースのこと。
■設定情報が記録されているファイルのことや、ソースコードや仕様に関する情報をまとめて保管してくれるシステムのことなどを指すことが多い。
E-R図(Entity-Relationship Diagram)とは
E-R図(Entity-Relationship Diagram)とは
■データ間の関連によってデータ構造をモデル化する手法をE-Rモデルといい、これを図式化したものをE-R図という。
■実体関連図とも呼ばれる。
■E-R図はエンティティ(実体)をリレーションシップ(関連)で連結して表現する。
■エンティティ(実体)とリレーションシップ(関連)は、アトリビュート(属性)を持つことができる。
□エンティティ
分析の対象となるもので「人、物、場所、事象、情報、概念」など表現対象の実体を示す。
□リレーションシップ
エンティティ間に存在する関連のことをいい、1対1、1対多、多対多の3種類で示す。
□アトリビュート
エンティティやリレーションシップの特徴を示すための付加情報を示す。


