通信事業者が提供する網のうち、LANで使用するインターフェースをそのままユーザ・網インターフェースとし、ユーザごとに閉域性を確保したものはどれか。
ア:ADSL
イ:FTTH
ウ:広域イーサネット
エ:パケット交換網
答:ウ
ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)とは
■既存の電話回線を用いた高速のデータ通信技術。
■xDSL技術の一つ。
■非対称デジタル加入者回線と訳される。
■非対称の名の通り、通信速度が上り(アップロード)と下り(ダウンロード)で異なるのが特徴。
■上りは最大512kbps~5Mbps、下りは1.5Mbps~50Mbpsの範囲でさまざまな速度のサービスがある。
■ADSLが使っている周波数帯は電気信号の劣化が激しいため、ADSLを利用できるのは電話線の長さがおよそ6~7kmまでの電話回線に限られる。また、ADSLを利用できる電話回線でも、実際の通信速度は回線の距離や質に大きく影響される。
FTTH (Fiber To The Home)とは
■光ファイバケーブルを利用した超高速のデータ通信技術。
■電話局から各家庭までの加入者線を光ファイバケーブルに切り替えることにより、下りが最大100Mbpsと超高速通信を可能とする。
■経済産業省とNTTが中心となって推進しているが、回線網を新たに敷設しなおす必要があるため、ADSLのように既存インフラを活用するサービスに比べて普及が遅れている。
イーサネット(Ethernet)とは
■LAN規格の一つ。
■IEEE(米国電気電子技術者協会)によって標準化された。
■現在利用されているLANのほとんどはイーサネットである。
■アクセス制御にはCSMA/CD方式が採用されている。
広域イーサネット(wide area Ethernet)とは
■遠隔地にあるLAN同士をイーサネットインタフェースで接続するWAN技術。
■広域LANやL2-VPNとも呼ばれる。
■複数のLANをあたかも一つのLANのように接続して使うことができる。
■企業内のネットワークの高速・広帯域化を図るため普及が進んでいる。
パケット交換網(packet exchange network)とは
■データ通信時に送受信するデータ列をいったん小さな部分(パケット)に分割し、これを一つひとつ送受信する方式を採る公衆データ交換網のこと。
■パケットはそれぞれ空いている回線を通って伝送されるため、一定時間回線を占有する回線交換サービスに比べて効率良く交換網を運用することができる。
■ただし、パケット伝送が待たされてデータの到着が遅れることもあるため、音声通話などリアルタイム性を要求する伝送には向いていない。
■パケットには誤り検出訂正の情報が付加されているため、エラーなしにデータを送受信することができる。


