“缶ビールを購入する顧客は、スナック菓子を同時に買い求める傾向にある”というような、データベースに蓄積された大量のデータを分析して、新たな情報を得る技術はどれか。
ア:データウェアハウス
イ:データエンティティ
ウ:データマート
エ:データマイニング
答:エ
データウェアハウス(Data Ware House・DWH)とは
■経営やビジネスの戦略的課題、意思決定支援をするためのデータ分析システム。
■データベースに格納されたデータを多角的に分析し、経営に有用な情報を抽出するために用いられる。
■具体的には、データベースアプリケーションの一種であることが大半である。
データエンティティ(data entity)とは
■データの管理対象となる実体。
■販売管理データベースの場合で説明すると、受注番号、受注日、顧客名、顧客住所、商品番号、商品名、数量、単価、合計金額などがエンティティ(実体)である。
■エンティティ(実体)とリレーションシップ(関連)の2つの概念によりE-R図が記述される。
データマート(data mart)とは
■データウェアハウスの中から特定の部門が必要とするデータを抜き出して整理し、別のデータベースに格納したもの。
■経営者・経理部門・開発部門・マーケティング部門などデータ分析を行う部門ごとに構築され、それぞれの部門の要求に応じて解析・視覚化が行なえるようになっている。
データマイニング(data mining)とは
■企業に大量に蓄積されるデータを解析し、その中に潜む項目間の相関関係やパターンなどを探し出すことによって経営に有用な情報を抽出する技術。
■小売店の販売データから頻繁に購入される商品の組み合わせを見つけたり、電話の通話履歴からユーザの利用傾向に応じたサービス商品を開発するなどの応用がされている。
■データマイニングを実行するためには、データウェアハウスやデータマートを整備する必要があり、これらの整備の状況に応じて、有効な結果が得られるかどうかが決定する。
■ウォール・マート(米国最大のスーパーマーケット)がデータマイニングにより「週末に紙おむつを買いにくる男性は、同時に缶ビールをケースごと買う」という傾向を導き出し、ビールと紙おむつの売場を近づけて売り上げを拡大した事例は有名である。


