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H15-35

    職能部門別組織の説明として、最も適切な記述はどれか。

    ア:企業において遂行される諸活動を、その活動の性質に従って分類することによって編成された組織である。

    イ:構成員が、自己の専門とする職能部門と特定の事業を遂行する部門の両方に所属する組織である。

    ウ:特定の課題をもとに各部門から専門家を集めて編成し、目的を達成すると解散する一時的かつ柔軟な組織である。

    エ:利益責任と業務遂行に必要な職能を、製品別、顧客別又は地域別にもつことによって、自己完結的な経営活動が展開できる組織である。

    答:ア

    ア:適切である。企業において遂行される諸活動を、その活動の性質に従って分類することによって編成された組織のことを職能部門別組織という。

    イ:適切ではない。構成員が、自己の専門とする職能部門と特定の事業を遂行する部門の両方に所属する組織のことをマトリックス組織という。

    ウ:適切ではない。特定の課題をもとに各部門から専門家を集めて編成し、目的を達成すると解散する一時的かつ柔軟な組織のことをプロジェクト制組織という。

    エ:適切ではない。利益責任と業務遂行に必要な職能を、製品別、顧客別又は地域別にもつことによって、自己完結的な経営活動が展開できる組織のことを事業部制組織という。


    職能部門別組織とは
    ■製造部門、営業部門、経理部門など、職能別に編成される組織形態。
    ■専門性と効率性を追求することができる
    ■組織間の対立(セクショナリズム)の問題が起きやすい。


    マトリックス組織とは
    ■地域と職能、製品と職能など、通常分業化されている部門の2つを選択して双方向から編成される組織形態。
    ■人的資源を有効に活用することができる。
    ■構成員は2人の上司を持つことになり、指揮命令系統が複雑になる。


    プロジェクト制組織とは
    ■商品開発などのプロジェクトのため、専門家を集めて一時的に編成される組織形態。
    ■プロジェクトマネジャーは強い権限と責任を持ち、またメンバはプロジェクトの業務に専念することができる。
    ■メンバを提供した部門では人材不足になり、業務効率が低下する恐れがある。


    事業部制組織とは
    ■製品別、地域別、顧客別といった事業単位ごとに会社組織を分化させて編成される組織形態。
    ■事業部は会社としての一通りの機能を有しており、市場ニーズの変化に迅速に対応できる。
    ■事業部ごとに間接部門がそれぞれ重複して必要となる。

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