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H15-40

    フリーキャッシュフローを活用した経営に関する記述のうち、適切なものはどれか。

    ア:フリーキャッシュフローが大きい場合には、投資活動を抑えて、事業の縮小や遊休資産の売却を行うことが考えられる。

    イ:フリーキャッシュフローが小さい場合には、設備投資による生産増強など戦略的な投資が可能である。

    ウ:フリーキャッシュフローがマイナスになる企業の多くは成熟期にあるので、その場合は有利子負債を圧縮して財務体質を改善する必要がある。

    エ:フリーキャッシュフローを大きくするためには、キャッシュを生まない事業や資産の見直しを行い、経営の効率を改善することが重要である。

    答:エ

    ア:適切ではない。フリーキャッシュフローが小さい場合には、投資活動を抑えて、事業の縮小や遊休資産の売却を行うことが考えられる。

    イ:適切ではない。フリーキャッシュフローが大きい場合には、設備投資による生産増強など戦略的な投資が可能である。

    ウ:適切ではない。成長期の企業は多額の投資を必要とするため、キャッシュフローがマイナスになることがある。成熟期に入った企業は投資額が比較的少なくなり、フリーキャッシュフローが増加することが多い。

    エ:適切である。フリーキャッシュフローを大きくするためには、キャッシュを生まない事業や資産の見直しを行い、経営の効率を改善することが重要である。


    フリーキャッシュフロー(Free Cash Flow)とは
    ■企業が自由に使うことのできる余剰資金のこと。
    ■純現金収支とも呼ぶ。
    ■企業の税引後営業利益に減価償却費を足したもの(営業キャッシュフロー)から、設備投資や運転資本増減など事業継続のための資金(投資キャッシュフロー)を差し引いて求められる。
    ■通常は、事業の拡大、株主配当、借入金の返済などに使われる。

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