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H15-43

    マネジメントサイエンス手法の使い方として、適切なものはどれか。

    ア:機械の信頼性分析を行うために、PERTを用いた。

    イ:財務分析を行うために、待ち行列モデルを用いた。

    ウ:市場における製品の売上を予測するために、時系列分析の方法を用いた。

    エ:製品の品質管理のために、シンプレックス法を用いた。

    答:ウ

    ア:適切ではない。PERTは工程の日程管理に用いられる。

    イ:適切ではない。待ち行列モデルはサービスを受けるための順番待ちの行列を把握するために用いられる。

    ウ:適切である。時系列分析の方法を用いて、市場における製品の売上を予測することができる。

    エ:適切ではない。シンプレックス法は、ある制約条件の下で最大の効果を得るための値を求める手法であり、生産量の決定など意思決定の際に用いられる。


    マネジメントサイエンス(Management Science)とは
    ■経営科学のこと。
    ■数学的・統計的なアプローチによって経営上の意思決定を行う。


    PERT(Program Evaluation and Review Technique)とは
    ■アローダイアグラム、矢線図、日程計画図とも呼ぶ。
    ■作業の内容と日程の流れを、矢印で順に追って表した図式のこと。
    ■複雑な工程や細かい時間配分を図式化できるため、作業の進行状況を的確に把握することができる。
    ■また最も日数のかかる経路(クリティカルパス)を把握することで、無駄のない進行管理を行うことができる。
    ■新QC七つ道具のひとつである。
    □新QC七つ道具:連関図法、親和図法、系統図法、マトリクス図法、マトリクスデータ解析法、PDPC、アローダイアグラム法


    待ち行列モデルとは
    ■サービスを受けるための順番待ちの行列を、待ち時間、応答時間、窓口利用率などによって数学的に把握するための理論。


    時系列分析とは
    ■時間の経過とともに形成される時系列データを集計して分析する手法。
    ■時系列データの傾向を明らかにすることで将来の動きを予測する。


    シンプレックス法(simplex method)とは
    ■線形計画法の代表的なアルゴリズム。
    ■簡単な数学的知識により線形計画法を解くことができる。
    ■単体法とも呼ぶ。


    線形計画法(Linear Programming)とは
    ■ある制約条件の下で、最大の効果を得るための値を求める手法。
    ■一次不等式で表される制約式の範囲内で目的関数の最大値あるいは最小値を求める。
    ■シンプレックス法や内点法などのアルゴリズムがある。

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