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シスアド用語集【タ】

トロイの木馬(Trojan horse)

■セキュリティ上の脅威となる不正なプログラムの一つ。
■フリーソフトやバージョンアップ用ファイルといった有益なソフトであるかのように偽装していることが多い。
■インストールされると、システムを破壊したり、外部からネットワーク経由でシステムを制御可能にする裏口(バックドア)を作ったりする。また潜伏して時間が経ってから発症するものもある。
■ギリシア神話に登場するトロイの木馬を用いた攻撃手法に似ていることから、この名前で呼ばれている。
■積極的な感染活動や増殖活動をすることはなく、この点でコンピュータウィルスとは区別されている。

トランザクション(transaction)

■関連する複数の処理を一つの処理単位としてまとめたもの。
■データベースにおいて、関連する複数の処理を一つの処理単位にまとめて管理する方式のことをトランザクション処理と呼ぶ。
■トランザクション処理では、整合性を保つため「すべて成功」か「すべて失敗」のどちらかであることが要求される。
■例えば、口座間で資金移動を行う場合、片方の口座から出金してもう片方の口座に入金するという2つの処理が必要になる。しかし、出金処理だけが成功して入金処理は失敗したということは絶対に許されないので、入出金をトランザクションとして管理する。

トンネリング(Tunneling)

■通信プロトコルを、同じまたはより上位の階層のプロトコルのデータとして通信する技術のこと。
■本来通信を行ないたいプロトコルで記述されたパケットを、別のプロトコルのパケットで包んで(カプセル化)通信を行なう。
■これによりインターネットなどの公衆回線網に、仮想的な専用線を確立することが可能となる。
■公衆回線の中に見えない通り道(トンネル)を作るという意味で「トンネリング」と呼ばれている。

度数分布図

■収集したデータを幾つかの区間に分類し、各区間に属するデータの個数を棒グラフとして表したもの。
■データのばらつきを視覚的に認識するため、統計学や数学、画像処理等で用いられる。
■ヒストグラム、柱状グラフ、柱状図とも呼ばれる。
■QC七つ道具のひとつである。
□QC七つ道具:特性要因図、パレート図、ヒストグラム、散布図、チェックシート、グラフ/管理図、層別

特性要因図

■特性(結果)と、それに影響を与える要因(原因)との関連を整理して、魚の骨のような形態に整理したもの。
■水平の矢線の右に特性(結果)を置き、その矢印に対して斜め矢印で要因(原因)を記入していく。要因の要因は同様に分岐させて記入していく。
■特性がはっきりと絞り込まれているとき、それを防止するための管理項目を検討したり、発生原因を追及したりするために用いられる。
■要因関連図、因果関係図、魚骨図、フィッシュボーンダイヤグラムなどとも呼ばれる。
■QC七つ道具のひとつである。
□QC七つ道具:特性要因図、パレート図、ヒストグラム、散布図、チェックシート、グラフ/管理図、層別

ディレクトリ(directory)

■コンピュータの記憶装置のファイルを分類・管理するための保管場所のこと。
■UNIXやMS-DOSで主に使われる用語で、WindowsやMac OSでは「フォルダ」と呼ぶ。
■ディレクトリの中にはさらにディレクトリを作るこができ、ファイルを種別や内容によって細かく分類することもできる。
■コンピュータ上のすべてのファイルは階層構造により管理され、最上位にあるルートディレクトリ以外は必ず他のディレクトリに所属している。ディレクトリをたどることにより目的のファイルに容易に到達することが可能となり、このような構造を「ツリー型ディレクトリ構造」と呼ぶ。

デザインレビュー(design review)

■システム開発の各段階において、開発中の成果物を複数の人間でチェックすること。
■開発中の成果物を客観的に様々な視点で批評することで、早い段階で問題点を明らかにすることができる。
■デザインレビューには、インスペクション方式、ウォークスルー方式、ラウンドロビン方式がある。
□インスペクション方式
モデレータと呼ばれる責任者がレビューの進行を担当する方式。
レビューの目的を明確に設定し、範囲を限定することにより効果的なレビューを行う。
欠陥の防止を主な目的として行われる。
□ウォークスルー方式
システムの開発者が複数の関係者に呼びかけて行う、非公式なレビュー方式。
仕様書やソースコードを机上でシミュレートしながら妥当性を確認する。
設計の内容確認と欠陥の防止を目的として行われる。
□ラウンドロビン方式
レビューの参加者が持ち回りで進行を担当する方式。
進行担当者が交代するため、特定の視野に偏らずにレビューを行うことができる。

データマイニング(data mining)

■企業に大量に蓄積されるデータを解析し、その中に潜む項目間の相関関係やパターンなどを探し出すことによって経営に有用な情報を抽出する技術。
■小売店の販売データから頻繁に購入される商品の組み合わせを見つけたり、電話の通話履歴からユーザの利用傾向に応じたサービス商品を開発するなどの応用がされている。
■データマイニングを実行するためには、データウェアハウスやデータマートを整備する必要があり、これらの整備の状況に応じて、有効な結果が得られるかどうかが決定する。
■ウォール・マート(米国最大のスーパーマーケット)がデータマイニングにより「週末に紙おむつを買いにくる男性は、同時に缶ビールをケースごと買う」という傾向を導き出し、ビールと紙おむつの売場を近づけて売り上げを拡大した事例は有名である。

データマート(data mart)

■データウェアハウスの中から特定の部門が必要とするデータを抜き出して整理し、別のデータベースに格納したもの。
■経営者・経理部門・開発部門・マーケティング部門などデータ分析を行う部門ごとに構築され、それぞれの部門の要求に応じて解析・視覚化が行なえるようになっている。

データエンティティ(data entity)

■データの管理対象となる実体。
■販売管理データベースの場合で説明すると、受注番号、受注日、顧客名、顧客住所、商品番号、商品名、数量、単価、合計金額がエンティティ(実体)である。
■エンティティ(実体)とリレーションシップ(関連)の2つの概念によりE-R図が記述される。

データウェアハウス(Data Ware House・DWH)

■経営やビジネスの戦略的課題、意思決定支援をするためのデータ分析システム。
■データベースに格納されたデータを多角的に分析し、経営に有用な情報を抽出するために用いられる。
■具体的には、データベースアプリケーションの一種であることが大半である。

データベースの再編成

■データの内容を保ったまま、データベースの記憶編成を変更すること。
■長期間の運用により発生した領域の断片化(フラグメント化)や記憶効率の低下、アクセス速度の低下など不具合を解消する。

DFD(Data Flow Diagram)

■システム間のデータの流れを図式化したもの。
■データフロー図、データ流れ図とも呼ぶ。
■DFDは下記4つの記号を用いて表現する。
□外部実体(発生・吸収)
外部(社外やシステム外)にあるデータの発生元や出力先のこと。四角形や四角形を重ねたもの、または楕円形で示す。
□プロセス(処理)
入力されたデータを処理し、結果として出力データを作成するもの。丸または角を丸めた四角形で示す。
□データストア(蓄積)
データを保管する場所を示したもの。二本の平行線または「コ」の字を左右反転した形で示す。
□データフロー(流れ)
データの流れを示したもの。 矢印線で示す。
■データの発生元から最終的な出力先までの処理やデータの流れを明確化することで、システムや業務の改善点を容易に発見することができる。

WBS(Work Breakdown Structure)

■プロジェクトマネジメントにおいて計画を立てる際に用いられる手法。
■「作業分解図」や「作業分割構成」などとも呼ばれる。
■プロジェクトの作業を細分化して階層構造として整理した図表、あるいはその図表によってプロジェクト全体を体系的に集約・把握することをいう。
■工数管理、日程計画、調達管理、資源配分計画、コスト管理、リスク管理などプロジェクトマネジメント全体の基盤として利用される。

チェックディジット(check digit)

■符号の入力誤りや捏造などをチェックするために、元の符号に付加される数字のこと。
■銀行の口座番号やクレジットカード番号、バーコードなどに利用されている。
■元の符号を一定の式で計算し、その計算結果(チェックディジット)をその符号の末尾などに付加する。
■読み取り時に再計算することで、符号の誤りや捏造をチェックすることができる。

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